かすてら 1斤
長崎出島より伝わったとされる“かすてら”九州を始め全国に個性ある美味しい“かすてら”があります。基本レシピは、シンプルに砂糖・卵・粉なのでが、なかなか思い通りには焼きあがらない厄介者だとプロは言います。完璧に焼ける様になるまでには十年以上かかると昔の職人さんは言っていましたが、今やAI搭載の窯が焼き加減を調整してくれる時代になりました。ただ焼ければいいと言う“かすてら”は、スーパーなどに沢山ありますが、職人こだわりの“かすてら”の美味さは、泡立ての過程、焼成する過程での加える火の入れ方で変わってきます。表面はこんがりと焼き色を付けて、底面は糖分が溶ける温度帯まで上げ、カラメル化を始めたら底火を落ち着かせる事!かすてら焼のプロが申します。自分の物にするには、気温・湿度・窯の状態など、作っている“今”の見極めが一番大事と言います。
ホリエの伊万里ん“かすてら”は、四種類の糖をブレンドし甘味を抑え、多めの卵黄と純糯飴でコクを出し、時間をかけてゆっくりと焼き上げます。